人を見よ自分を知るには人を見よ

<<ショットの選択について>>

試合中におこなうショットの選択はその選手のその時のレベルを
そのまま表しているのだと思う。


自分はレシーバーで相手のサーブがセカンドサーブだとする。
相手は回転をかけてスピードを落とし確実に入れようとしてくる
だろう。

その遅いセカンドサーブをどう攻めるか。
ボールを待つポジションはどうする。それはなぜ?
狙うコースはストレートかクロスかセンターか。それはなぜ?
ボールに与える回転はトップスピンかスライスかフラットか。そ
れはなぜ?

1球目で攻撃したあと、次の攻めをどうするか。それはなぜ?

なによりも大事なのはポイントを取るという目的を設定して、そ
れを達成するために使う方法を選択することだろう。
もしも、目的を設定することができなかったら・・・選択すべき方
法も無いことになりはしないか。


2009全日本ジュニアテニス北信越予選。
金沢の、まるで嵐のように目まぐるしく変化する天候の中で試
合は行われた。

雨、風、雷。


どのジュニアも必死に戦っているのだ。
負けようと思って試合をしている選手は一人もいない。
では、どのようにして試合に勝とうとしているのだろうか、と問わ
れた時に、明確に答えられるジュニアがどれだけいるだろうか。


選択すべき方法をいくつ持っているかと聞かれた時に答えられ
るのだろうか。
どんな場面でどの方法を使うと効果的か。
相手に応じてどのようにアレンジするのだろうか。
それらは顔に表れ、行動に反映される。


<<親の役割について>>

親は常に転ばぬ先の杖をついてあげようとする。
愛する子どものためだ、当たり前のことのようにそうする。
ちょっと待ってよ、それが愛情なのだろうか。

試合が終わると直ぐに子どものところに駆けつけてあれやこれ
やと世話をやき、まるで赤ん坊のような扱いをして、それが自分
の子どもの成長にどんな影響を与えているかを気づかない。


負けると当たり前のようにすぐに連れて帰ろうとする。
残って試合を見て学ぶというチャンスを与える選択肢はないの
だろうか。


14歳以下女子のある選手が私との話のなかで、「残って人の
試合を見ればいいのに」と簡単な口調で言った。
彼女にはその選択肢がしっかりあるのだ。
それしかないのかもしれない。
彼女は単複で優勝した。


<<試合が終わって>>

こうして北信越予選は終り、私の連れていったジュニアはだれも
ベスト4に残らなかった。
おいおい、よくよく考えなければ。

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私の好きな選手(松村亮太朗)のフォアハンド。
右足を見て欲しい。

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二人で自然と同じ動作をする。左のこのペアは優勝した。

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人の試合を見るこの姿勢。

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朝の散歩は兼六園。21世紀美術館の前でブリッヂ。まだうまくできないけどさ。
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私たちコーチは逆ブリッヂ。無理は禁物さ。撮影はTAKAHIRO。

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会場の緑地に咲くシロツメクサ。うん、しっかり生きている。



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Commented by sascindoor at 2009-07-22 20:19
ozaki様同感ですね!
親→木の上に立って見るとも読みます。遠くから見守ってもいいのではないかと思うこの頃・・・
Commented by jumbozaki-625 at 2009-07-22 21:43
>sascindoor
ふんとにもう!親子で木登り!
by jumbozaki-625 | 2009-07-22 00:54 | テニス | Comments(2)

人と人との出会いを紡ぐテニスが大好きです!


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