紅葉の色に染まりしテニスっ子

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松本市・信州スカイパークでの全日本室内選抜ジュニアテニス北信越予選。

試合当日のドロー抽選で見事に2番を引き当てたTAKUYAの相手は、9月の
中牟田杯北信越予選でも決勝に進出している。
当然、強い。
そう、強いからこそ対戦のしがいがあるというものだ。

試合は、新潟から長野経由で松本へ向かう高速バスの車中から、すでに始ま
っていた。
どんな気持で大会に臨むか?
9月の大会で学んだことは何か?
折々にTAKUYAの気持を確かめながら私の考えも伝えていく。
新潟から松本市の会場までは6時間半ほどかかるが、この時間が試合に勝つ
ためにも、コミュニケーションを図るためにも、なにより貴重だ。

そして、試合前夜のミーティング。
今回のキーワードは「具体的に」だ。

ただ「頑張る」というのはもう卒業しよう、頑張るのは当たり前のことで、「頑張
る中身」を一つ一つ「具体的に」考えてそれをきちんと実行していこうや、と話
し合った。

頑張る頑張る!と言うだけで勝てるのであればこんないいことはないが、そん
なことはあり得ないということくらい14歳のTAKUYAは経験的にすでに十分
理解しているはずなのだから。

つまり、試合前夜は何時に寝て、朝は何時に起きて何分間トレーニングをして、
朝食をどれくらい食べて、何分前に会場に行って、オンコートでの練習の前の
ウォームアップは何を何分間やって、コートに入ったらどんなテーマで練習をし
て、試合が始まってサービスから入ったら一球目はどんなサーブをしてセカン
ドサーブになったらどれくらい回転をかけるのかを決めておき、リターンから
入るのであれば何処を狙うか、ラリーで攻める時はストレートを狙いつなぐ時
はセンターを狙う、そしてポイント間にとる行動はこうする・・・。

このように、とるべき行動を前もって決めておけば、いざその時になっても迷わ
ないで済むのだから。
迷いはコントロールミスを生み、ミスは不安を生み、不安は身体をネガティブに
支配する。
良い決断をするための準備をしておこうということ。

そして、ポイントを落とした時こそ大事、その次のポイントを取りたかったら終わ
った事を直ぐに忘れて次のための良い準備をしよう、ガッツポーズをして自分
を励ます言葉をかけよう、周りの人が見て「こいつ変だよ、自分がミスしたのに
ガッツポーズをしてるじゃん」と思われるくらいにやり抜くことができたら凄いし
面白いじゃん、と言うとTAKUYAが笑った時に私は良い予感を抱いた。

さあ、試合開始。
なんと、TAKUYAは第1シードとの1回戦、第1ゲームの第1ポイントから試合
終了まで徹底的にこれをやり抜いたのだった。

結果は7-5、1-6、7-5で勝利を掴み取った!

この2枚の写真はTAKUYAのポイント間の行動だ。
さて、どちらがポイントを取った時で、どちらが落とした時か区別ができるだろうか。
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Commented by けっち。 at 2009-10-23 00:30 x
うわぁ!おもしろい!
明日から引率で秋季北信越学生大会に行ってきます!参考にします!
Commented by jumbozaki-625 at 2009-10-23 20:49
>けっち。

けっち監督、なにか木でできたものを持って、いつも触っているといいよ。
by jumbozaki-625 | 2009-10-22 23:13 | テニス | Comments(2)

人と人との出会いを紡ぐテニスが大好きです!


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