個性は作るものか作られるものか

なじらね~


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中牟田杯北信越予選を振り返りながら、一人ひとりの

個性と成長についてあれこれと思いを巡らせています。


実力はあるのにいつもおちゃらけていてミスを先発して

いた長谷川聡(福井:敦賀気比高校)は今大会、真顔

で戦って・・・3位になりました。
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ノーシードから、一回戦で第3シードをファイナルセット

で破ると2回戦もファイナルセット、そして3回戦では第

6シードをまたまたファイナルセットで退けてベスト4ま

で進出し、全国への道を確定したのです。


3位決定戦では同じようにノーシードから第2シードと

第6シードを破ってベスト4に抜け出してきた中川雅之

(長野:m&mJTA)と対戦しこれも勝っています。


7月の北信越ジュニアでも1回戦敗退だった長谷川、

確かに高一の早生まれで体もでかくフィジカルな強さ

は持っていますが、3試合連続で第一セットを落として

からの逆転勝ちは、別の何かを掴んだ感があります。


それはいったい何でしょうか。



太田智也(長野:駒ヶ根テニス協会うめぐみ)は北信

越随一のフラット打法選手でそのうまさは際立ってい

ます。


ほかの選手のようにトップスピンをかけまくるのでは

なく、コンパクトなスイングで高い打点から正確にプ

レースメントし、相手を追いつめていくのです。


サーブもストローク同様にフラットで打つためボール

が低く弾み見た目よりはリターンしにくいと思います。


打つタイミングが早く小気味よいプレーにはリズムが

あり、見ていて楽しく感じますが本人は淡々とプレー

するだけでウイナーを取ってもニコリともしません。

ただ、時折、自分に気合を入れるような声を発してい

るのが分かります。


森川祐宇はこの太田智也に勝つつもりで試合に臨み

ましたが残念ながらその思いは叶いませんでした。


第一セットは彼のテンポに慣れるのに時間がかかる

ために失っても仕方ありませんが、第二セットはすで

に手の内がわかったわけですから取り返さなければ

いけませんね。


事実、何度かチャンスがありました。

ところが、より良いプレーをしようと自身を叱咤激励

するのでなくうまくできない自分に目を向けてしまっ

たようです。


第二セット4-4のあたりから、落胆し、自分を責める

ような言動が見られるようになってきたのです。


自分の良さを発揮するために、実は祐宇と私はある

取り決めをしていたのですが、勝負所で彼はそれを

忘れたようです。

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祐宇は素晴らしいテニスプレーヤーです。

真面目に練習し確実にレベルアップしています。

でも勝敗は相手との関係において決まるもので自

分の思うようにいくとは限りません。


勝敗を左右するものが体の大きさや動きの素早さ

や技術だけではないことを知る段階がきています。


自分に気合を入れる太田君、自分を責める祐宇、

ほんの僅かな違いが勝敗を左右したように思えます。



吉原里佳奈(長岡市テニス協会)は長い手足を駆

使して角速度を発生させボールを前に飛ばすエネ

ルギーを作ります。

過剰な回転に頼らない良い方法だと思います。

大会中も悩みながらサーブの改良に取り組み、ベ

スト4に。


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粉川友花(新潟第一高校・ジャンボ)は1回戦から

ボールをコートに入れ続けるというテニスの原点を

貫こうと努力しているのがよくわかりました。


これまでの涙が彼女をそうさせたのだと思います。

ミスの早いテニスから脱出しましたね。

サーブも改良が進み、1年前とは大違いです。

2回戦では第2シードを6-4、6-4で破りました。

5位になり福岡へ行きます。



長野駅前で買ったリンゴが届きました。

リンゴもどれも同じようでみんな違います。



みんなちがって

みんないい

(金子みすず)
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Commented at 2011-09-30 12:41
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2011-09-30 13:02
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
by jumbozaki-625 | 2011-09-27 20:32 | テニス | Comments(2)

人と人との出会いを紡ぐテニスが大好きです!


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