楽しみ方

なじらね~


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9月16日のデ杯対インド戦、10月9日の楽天オープン、11月20日の

震災復興ドリームマッチとトップ選手のプレーを毎月観察しながらつくづ

く思うことがあります。



その間に、RSK 北信越予選、中牟田杯北信越予選、室内選抜北信越

予選、トヨタジュニア県予選などのジュニアのプレーをつぶさに見ていた

から余計に際立つのかも知れません。



それは、ジュニアたちの単調さです。

具体的には、スピードの緩急と深さのコントロールの不足です。



トップ選手は緩急をつけるのが当然のように見えますがジュニアは単調

一本、なのです。



何かに脅迫されているかのようにただラケットを振り回しています。

一瞬一瞬変わる局面で自分の打ったボールをどこでバウンドさせるのか、

自陣のどの場所からどの深さに打てばいいのかは考えていないようにす

ら見えます。



言い換えれば、テニスの面白さを十分に実現しようとしていないよね、と

いうことになるのかも知れません。

単調な反復の連続になって何が楽しいのかい!とテニスの神様がコート

のはるか上から嘆いているような気がします。



試合が練習の成果の発露なら、練習のありかたをよくよく考えないといけ

ないような気がします、我々指導者もそしてジュニア本人も。



ロシアの運動生理学者、A・ベルンシュタインが『デクステリティ 巧みさとそ

の発達』という著書の中で、「練習の本質と目的は、動作を向上させること、

すなわち動作を変化させることだ」と述べ、さらに、「正しい練習とはすなわ

ち、反復なき反復である」と強調しています。


この論をそのまま受け入れるとするなら、そして試合が最高の練習の場で

あるならば、その試合で変化をつけることこそ練習の本質と目的に沿って

いるのだと思います。


もちろん習熟のある段階では反復が必要でしょう。

しかし、そこにとどまる反復はむしろ有害にさえなるということではないかと

思い当ります。



ある大会であるジュニアの母親が我が子に言ってました。

いつドロップショットを使うかなあと楽しみに見てたんだよ、と。


私も実は同じような期待をしていたのでその言葉を聞いた時には正直驚き

そして愛情を感じたものです。


小6の彼はいつも伸び伸びとプレーしています。

そのせいか、よく負けますが、私は気にしません。

そして、お母さんが(お父さんも)彼の伸びやかさを支えていることに親子の

素晴らしさを感じています。


パワーの小さい小学生の頃には負荷の大きい反復練習ではなく、神経系を

フルに使う巧みさを身に付ける練習の方が将来的には良いことだと信じて

います。


そして、ジュニアの成長にはお母さんとお父さんの理解と協力が欠かせま

せん。

どうかよろしくお願いします。
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by jumbozaki-625 | 2011-11-29 07:41 | テニス | Comments(0)

人と人との出会いを紡ぐテニスが大好きです!


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