気づくことの難しさ大事さ
2012年 03月 31日
春休み強化練習会、3日目は3月31日、すぐ4月です。
今日も比較的暖かくプレーしやすい一日でしたが、これは嬉しい
ことです。
ジュニアたちが元気よくやれますから。
今日も夕方5時までみっちり楽しく元気よく真剣に練習できたと思
います。
さて、テニスをする人の(自分を含めて)習性なんでしょうがボール
に心を奪われます、なにせ目の前に飛んでくるんですからね。
こいつを何とか打ち返さねばと全神経を集中するのは当たり前の
ことです。
ほかのことは考えるな、ボールにだけ気持ちを集中しろ!とかの
アドバイスはコーチなら少なからずしているのではと思います。
でも、ここに落とし穴があるような気もします。
足元の、まさに足に神経が行き届かなくなることがあるからです。
久しぶりに会う男子ジュニアのこの2枚の写真。
1枚目が朝一番のプレーで、何のアドバイスもしていないビフォー
状態です。
2枚目がアフター、基本の中の基本と言えるワンポイントアドバイ
スのあとです。
スタンスの違いがわかるでしょうか。
高校進学後の1年間で1枚目の写真のようなスタンスになっていた
のですが、本人はそのことに全く気付いていなかったようです。
調子が悪い、勝てない、何か変だ、と思いながら、眼の前に次々と
現れるボールと大会スケジュールとに集中するあまりに自分の足
元を見れなくなってしまったのでしょう。
よく分かります。
だからこそ基本に戻ろうぜ、中学3年生までに基本はしっかり身に
付けていたのだから。
午後には見違えるようなショットを連射するようになりました。
気づくか気づかないか、それだけです。
さて小学3年生のNATUMIちゃんの2枚を見ましょう。
逆足から見事な打点を作っています。
私が一度やって見せたらすぐにやってのけました!
感嘆!
楽しい三日間でした。
朝から夕方までずっとコートにいるとさすがに私の腰が悲鳴を
あげてきましたがジュニア達の成長ぶりが癒してくれます。
ありがとう、みんな!