アンディ・マレーのインタビューその2 2012/10/30
2012年 10月 30日
アンディ・マレーの朝日新聞(10/21)のインタビュー。
心理面の重要性についての質問に対する答えです。
「(それはあるが)自信の裏付けになるのは、地味だけど練習しかない。大一番の大きなポイントを想定して繰り返す。失敗を考えないで打つ。テニスは攻める気持ちを失えば負ける」。
試合では失敗を怖がらずに打つ、練習では大きなポイントを想定して打つことを繰り返す、そんな練習によって自信が付きそれがいざという時の強さになる、という意味でしょうか。
我々日本人は失敗を恐れるあまりにとかく安全性を重視して無難にコートの中に入れるテニスを好む傾向があるようですが、逆転負けを喫した選手が途中から思い切り打てなくなったという感想を試合後によく話すのは、まさにこのことなんでしょう。
「失敗を考えないで打つ」・・・できそうでできないことです。
でも、それをやる人が強くなるのは間違いないでしょうね。
(2012楽天ジャパンオープンのマレー)