知らないことがあるということの楽しさ 2013/7/30
2013年 07月 30日
垂直と重力。
今日の練習で私が使った言葉で小3のSANAがまだ知らなかった言葉です。
ジュニアは練習を始める前にシングルスティックを立てるのですが、その時の会話。
(尾)SANA、うまく垂直にたてられたかな?
(SANA)・・・・・・。
(尾)そうか、垂直ってわかる?
(SANA)・・・分かりません!
(尾)スティックがコートの上に斜めじゃなくて真っ直ぐに立ってると垂直だっていうんだよ、少し離れて見ると真っ直ぐかどうかがよく分かるね。
(SANA)ハ~イ!
私が、ボールは打ったあとなぜ下に落ちるのかなあと問いかけた時に、誰かが重力があるから!と答えました。
(尾)SANA、重力って知ってる?
(SANA)知りません!
(尾)そうか、まだ勉強してないよな。皆は丸い大きな地球の上に立ってるんだけど、ジャンプしてもすぐ元の位置に落ちて来るよね(ジャンプして着地してみせる)。
でも、地球の裏側だとここから見るとさかさまになるけど、その人がジャンプするとそのままどっか下の方に飛んでいくかな?
ここでも地球の裏側でも、飛んでいかずに、同じようにもとに戻るよね。
地球には不思議な力があって、そのせいですべてのものは地球の中心に引っ張られていて、だからだれも地球から落っこちないんだな、その力のことを
重力と言うんだよ。
(SANA)・・・ふ~ん。
子どもからすれば、われわれ大人どもは火星語をしゃっべているのかも知れません、わけのわからない、ね。
話のなかでどの言葉が分からないのかを子どもに教えてもらわないと大きな不幸の始まりとなりそうで怖いです。
よくよく気を付けないといけなあとつくづく思います・・・。
でも、知らないことがあるって、分からないことがあるって、楽しいですよね。
そろそろ梅雨も明けそうです。