思考と記憶の糸-トップスピンといちじく

なじらね~
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2014USオープンで錦織がワウリンカにファイナルセット64で勝って
初のベスト4に進出!
ここまで来た!


朝練が終わって帰宅するとだいたい8時15分頃。
季節の果物を、今ならいちじくや梨かな、
を食べたり、
飲み残しのコーヒーを飲んだりしながら
ゆったりと過ごす時間がありがたい。

たいていはさっきまでの朝練の子ども達のことを考えているのだが
たまに記憶の嵐が吹き荒れることがある。

たとえば今朝は・・・
皿に横たわったいちじくの形を眺めながら、
そうか、この丸い柔らかいいちじくの形のようなスイングを
することができると素敵なトップスピンがかかりそうだなあ、
と思った瞬間、
子どもの私、おそらく小学生だろうか、は
大分のふるさとの実家の裏庭で
夏のいちじくの木を見上げているのだ。
一番生り(なり)をじっと見ている。

毎年、一本の木に一個だけ、ほかの実より早く成長し
ほかの実より明らかに大きく育ついちじくがあるのだ。
それは一番生りと言って大きいだけでなく格別に美味しいことを
ある夏の日に父に教わって味をしめて以来、
毎年夏休みの朝になると
いちじくの木を見上げるようになった。
我が家では私にそれを食べる許可が与えられたのだった。

でも、そんな私には
ライバルがいた。
鳥だ。

鳥は私なんかよりうんと早起きで、
しかもうんと素早く空からやってきて
この果実を狙うことができるのだ。
ある夏、待ちに待って食べごろになった一番生りを
鳥に先を越されて食べられてしまったことがあって、
私はまるでその年の夏が終わってしまったように
ガッカリしてしまったものだ。
だって1年にたった1回しか
あの美味しいいちじくを食べるチャンスはないのだもの。

こうして鳥と私との戦いが始まり、
毎朝、いちじくの木を見上げるようになったのだ。
果たしてその攻防やいかに・・・!


とまあ、こんな感じで
現在と過去を行ったり来たりしながら、
子どもたちのレベルアップを考えている・・・貴重な
朝のひとときが好きです。






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by jumbozaki-625 | 2014-09-05 19:24 | テニス | Comments(0)

人と人との出会いを紡ぐテニスが大好きです!


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