試合で強くなるにはチャレンジしかない

なじらね〜

2015ダンロップカップ全国選抜北信越予選。
ジュニアの大会にはいつもドラマがある。
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松山紗奈 2回戦 16、36
紗奈は北信越初出場で1勝1敗。
2回戦は突破できなかったが課題のサーブにずっとチャレンジする姿に
感動させられた。
大会の中でチャレンジし続けるのは容易ではないが紗奈はやり抜いた。
この気持ちが大事。
試合をチャレンジの場にすること、ジャンボの仲間の良いお手本だ。


佐々木康大 2回戦 75、62
準々決勝 67(4)、64、60
準決勝 36、36

康大、準決勝で勝てばその時点で初の全国大会出場が確定するのだが
負ければ一時お預けとなり3位決定戦を勝ち抜かなければ
いけなくなる。
それが分かっているがゆえの緊張からかここで勝ちたいという思いが
強すぎたのか、本来の伸びやかさを出せないまま終わってしまい
準決勝で勝っての全国決定はお預けとなった。
ここはチャレンジャーとして最大の力を発揮すべきところだったのにと
思ったに違いない。
やろうと思っていたプレーができずに負けてしまった自分が情けないのか
肩を落として思いっきりしょげ返っている。

ここは気分転換が必要。
技術的なことをいくら指摘しても作戦がどうのこうのと言っても
聞く耳はない。
逆さに置かれたコップにいくら水を注ごうとしても流れ落ちるだけで
中には一滴も入らないのが普通だ。
ジャンボの仲間と一緒に誰もいない場所をさがし、
ポイントのあとボールを取りに行って次のポジションで構えるまでの
ボディアクションに的を絞って約15分。

ラケットもボールも使わない。
ラケットを見るだけでボールを握るだけで
さっきの試合のふがいない自分を思い出すだろうから。
先ず、サーブでもストロークでもボレーでもいいから素振りをする。
ポイントが終わったら転がったボールがあるだろう場所まで
胸を張って元気よく歩いていく。
ボールを拾い上げた瞬間に勢いよく第一歩をサイドステップして
深呼吸をしながら私がいる所までこれも元気よく歩いて来る。
また素振りをしてこれを繰り返す。

最初は緩慢な動作だったのが4、5回繰り返すと顔に生気が戻ってきて
動きがだんだん素早くなってきた。
よしよし。

ここで面白いことが起きた。
紗奈がボールの代わりだろうか落ちていた葉っぱを拾って
ハイ、コーチと私に渡すのだ。
よし、このアイデアいただき!
オッケー、なんでもいいからボールだと思って拾って私の手の平に
置きにきてちょうだい。
すると葉っぱや小枝や小石などであっという間に私の手の平は
溢れんばかり。
紗奈が大きな石をさがして持ってくるので
オイオイなんだこりゃ、かんべんしてくれよ、
こんなでかいの手のひらに乗らないよ~!

しょぼくれまくりだった康大もイキイキとした表情と動きで
葉っぱや小枝を集めてくる。
身体の動きにキレが戻っている。
第一歩のサイドステップもナダルのようになってきた。

このあと栄養補給をし試合に向けて気持ちを整理し、
試合中に食べろと照英に渡されたバナナを持って
康大にとって天下分け目の
3位決定戦のコートに入って行った。
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64、62。
思い切りの良さを取り戻しストレート勝ち。
嬉しい全国大会初出場をゲット。

紗奈のアイデア、照英のバナナ、
仲間って素晴らしい!
どつぼから這い上がり蘇えった康大はもちろん!
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おめでとう!康大。
ありがとうジャンボ仲間!

チャレンジは続くぞ~!





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by jumbozaki-625 | 2015-03-30 15:59 | テニス | Comments(0)

人と人との出会いを紡ぐテニスが大好きです!


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