野の花の美しさと愛おしさ 2015/9/25
2015年 09月 25日
南魚沼市の大原運動公園はまるで県営テニスコートであるかのように様々なテニス大会が開かれるので年に何回も訪れる。
その大原運動公園から下った所にあるのがこの「野の花館」。
大会に参加する子どもたちといつも泊まる「和風いん越路」の食堂のテーブルクロスに「野の花館」の主催者の絵が使われていてそれはまるでそこに咲いているかのような佇まいだった。
原画を見たいなあといつも思っていた。
テニスコートに上っていく曲がり角の正面に「野の花館」があって行こうと思えばいつでも行ける場所なのだが、テニス大会が終わる時刻には決まって閉館時刻を過ぎていて、ついぞ訪れることが叶わなかった。
今回は好天のせいもあってジュニアリーグが午後3時には全て終了した。
よし、今日こそ行くぞ~!
子どもたちはほったらかしにして(ご父母にお任せして)宿のご主人にお願いして迎えに来ていただいて「野の花館」まで送っていただく。
十日町から南魚沼市まで車で約40分。
黄金に揺れる稲穂の波を道の両側に眺めながら期待に胸は膨らむ。
そして・・・到着!
宿のご主人が館のオーナーで画家の外山康雄さんに紹介してくださった。
にこやかで清楚な感じの方だ。
ご覧のように絵の前に実物の花が置かれていて、それが嬉しい。
外山さんいわく、皆さん、前に置かれている花ばかり見てぼくの絵を見てくれないんですよと。
いえいえどうしてとても素晴らしい趣向です、しかしいつも花を採ってくるのは大変でしょうと言うと、近所の方が持ってきてくださるんですとのこと。