土居美咲のルクセンブルク・オープン優勝

なじらね~

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ルクセンブルク・オープンで、土居美咲が優勝したというニュースが入ってきた。
しかもノーシードでの出場だ。

1回戦では第4シードのアンドレア・ペトコビッチ(ドイツ)を
75、26、75で破り、
準々決勝では第5シードのエレナ・ヤンコビッチ(元世界1位、セルビア)を
76(4)、75のストレートで破っている。

決勝ではモナ・バルテル(ドイツ)を64、67(7)、60で下して、
見事にツアー初優勝。

え?初優勝?
と思ってしまったが初めての優勝なのだ。
とっくに優勝していてもいいと思っていたが、これが現実だ。
ツアー優勝は簡単ではない。
日本人で10人目ということからもそれが分かる。

自分の調子もあるだろうし、ドロー運もあるだろう。
いつも絶好調で試合ができるはずなどない。
弱い相手と対戦するドローを期待できるはずもない。
チャレンジを続けても結果を出せずに
めげてしまいそうな日が続くかも知れない。

でもチャレンジしなければ何も得られない。
その気持ちを維持するにはどうしたらいいのかを聞いてみたい。

WTAのリポートによると土居美咲はこう言っている。
「第1セットはいいスタートが切れたが
第2セットは精神的にも肉体的にもとてもつらく
もう駄目だと思いかけたがそこで踏ん張った。
第3セットの第1ゲーム、0-40から挽回してキープしたのが
大きかった。
この1ポイントだけ!と集中してやったのが良かった」。
この挽回で自信が戻ったか相手のサーブを3回ブレークして
60で取り、優勝。

よく言われることだが、
ファイナルセットになったら最初のゲームをどうやって取るかが
勝敗のカギを握るのは確かだろう。

最初のゲームを何としてでも取りたいのは自分も相手も同じ。
いわゆる主導権争いだ。
第1ゲームを取った方はよし!と思うだろうし、
取られた方はがっくりくるだろう。
ましてや0-40から挽回した土居と
ブレークポイントが3つありながらブレークできなかった
バルテルとでは気持ちの上で大きな差が生まれたに違いない。
もちろん第1ゲームを取った方が100%勝つという保証はないが
主導権争いに勝った方が有利になるのは確かだろう。

準々決勝で第5シードの Jelena Jankovicに 76(4), 75で勝ったあと、
こう言っている。
「相手は簡単にはミスってくれないのでとても苦しく、我慢を強いられた」。

54のサービングフォーザマッチをブレークされて55になっても
そこからギアを上げて相手のサーブをブレークすることに成功。
終わってみれば元世界1位のJankovicを100分で下したのだった。
この勝利から得た自信が
決勝での苦しい戦いを勝ち抜く原動力になったのかも知れない。

厳しい戦いのなかから掴むものは大きな力となる。
苦しく厳しい戦いを避けることは掴むべきものを失うことになる。
そしてそれは練習においても言えることだ。

鍛錬しよう、鍛えよう!
土居美咲のツアー初優勝はそんなことを教えてくれている。


(写真はWTAのサイトから)




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by jumbozaki-625 | 2015-10-28 15:17 | テニス | Comments(0)

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