スピードの出し方と美しさの関係



なじらね〜

野球のピッチャーが時速150キロを出すのは驚異的なことだと思う。
使っている道具はと言えば自分の身体だけですよ。

テニスの場合はラケットという長い道具を使っていながら、
それでもサーブで時速150キロを出すのは容易ではないというのに。

どこに秘密があるのだろう?

思うに、角速度発生システム、
加えて関節の使い方の巧みさ・・・。

サーブの場合、
足首から順に
膝 → 腰 → 肩 → 肘 → 手首と、
一番下の関節から始まるパワーの連鎖が
最も遠い関節である手首へとたどり着き、
そこに連結されたラケットに伝わる仕組みがある。
いわゆる運動連鎖(キネティックチェーン)だ。

この連鎖が関節間で途切れることなくスムーズに行われることによって
ラケットは効率よく振られ、ボールにスピードを与えることになる。

そしてこのことはスピードだけを生むのではなく
同時に美しさをも生むようだ。
下の写真のように。


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                 (SAYURIちゃん)

今まさにラケットは最大速度(その人の体格や筋力などに応じた)で振られ
ボールにパワーを吹き込もうとしている!
この美しさ!

体の大きい小さいではなく、運動連鎖の巧みさがあるとき
われわれはそこに "美" を見い出すことができるようだ。

もしもこの運動連鎖がどこかの段階で途切れると、
ラケットも最高速を得ることはかなわなくなり、
そこからは美なるものが失われてしまい、
本人が感じるのも、いわゆるぎこちなさとなってしまう。

運動連鎖の巧みさが生む美しさはあらゆるスポーツに共通している。
一流のアスリートの動きは例外なく美しい(と私は感じる)。

スポーツにとどまらずあらゆる生活活動においても同様だろう。
大工さんが鉋(かんな)で木を削ったり釘を打ち込んだりする動きや
すし職人さんがすしを握る動作、
お母さんが調理する時の包丁さばき、などなど、
美しさを感じさせる動きには巧みな運動連鎖があると言ってもいい。

美しさの先に感動と勝利がある・・・。


で、上の写真をもう一度見ると、
・・・美しい!


そして、
下のこの写真には
その予感が・・・ある!

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(ゆうと君)





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by jumbozaki-625 | 2015-11-19 10:09 | テニス | Comments(0)

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