マレーの確信

なじらね~

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走る!


ATPファイナルズ2016決勝(ロンドン)、マレーがジョコをストレートで下して年間チャンピオンになった。
(この大会だけで2億5千万円獲得!)

今夏の全米オープンで我らが錦織圭がファイナルセットでマレーに勝利した時、いよいよ錦織の時代が来たと思ったものだが、どっこいマレーはその更に上をいき、ジョコを抜いて世界ランキング1位になったのだった。

このツアーファイナル大会でも、ラウンドロビンで67(9)6464と錦織を突き放した。

そんなマレーの最近の戦い方を見ているとある確信のようなのものを感じる。
その確信とは・・・ピンチこそまさにチャンスなのだという。
(ジャンボではこれをピンチャン!と言っている)

ラウンドロビン錦織戦でも準決勝ラオニッチ戦でも決勝のジョコ戦でも、彼は決して諦めない。
左右前後に追い詰められてもとにかくボールに1センチでも近づこうとする。
そして、相手に打たせようとする。
その気迫たるや執念と言ってもいいくらい。

マレーは知っているのだ。

何とかこのボールを相手コートに打ち返せば次にはチャンスが来るのだと。
そのチャンスとは、相手が焦ってミスすることでもあり、チャンスだと思って気を緩めて甘い返球にしたりすることでもありそこからの好守逆転だったりもするだろう。

では、なぜマレーは知っているのだろう。

思うに、かつて彼自身がそうだったからに違いない。
追い詰めた後のミス、折角あと一球でゲームを取りセットを取り勝利を手にするというところまで相手を追い詰めていながら、その瞬間にミスをして勝利を逃したことが何度あったことか。
その多くの苦い経験があったからこそ、マレーはピンチこそチャンスだと知ったのではないだろうか。

もちろん武器を磨くことは大事だが強い武器だけで勝てるようにはテニスは設計されてはいない。
攻守のバランスこそが勝敗を分けると言える。
攻めと守りのどちらかに傾きすぎるとどういう結果を招くかは誰もが経験の中から知る。
数多くの悔しい敗戦から学び取ったものを体と頭で消化しその栄養をもとに攻守のバランスを作り出してこそ大きな勝利を得られるのだということは昔も今も変わらぬ事実だろう。

マレーの確信。

ジュニアたちに伝えたい。

君はどうする?





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by jumbozaki-625 | 2016-11-23 10:01 | テニス | Comments(0)

人と人との出会いを紡ぐテニスが大好きです!


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