なじらね~
2017新潟県秋季フューチャーズテニス大会は3会場で実施された。
参加者が増えて1会場では足りないという嬉しい状況だ。
私が帯同した長岡市・希望ヶ丘会場では11歳以下男・女、13歳以下男子の試合が行われた。
ジャンボからも多くのジュニアが出場して日頃の練習の成果を試す場としての試合に取り組んだ。
11歳以下男子の部でこんな光景があった。
大平遼太の初戦、1-4の劣勢から懸命に戦って挽回しタイブレークに持ち込んだのだが惜しくもタイブレーク5-7で敗退。
試合が終わって握手をする二人のそばにロービングアンパイアが近寄り何やら話しかけた。
タイブレークでは合計ポイントが6または6の倍数になったらエンドチェンジをするのだが、必死になってプレーする二人は完全にそれを忘れてしまっていたのだ。
おいおい、ここでエンドチェンジだよ、と思ったが気づかずにそのままプレーを続ける二人。
エンドチェンジをしないまま試合は終わってしまった。
ロービングアンパイアは(おそらく)それを丁寧に説明してくれたのだ。
その際、まだ小さい二人のために膝をつき姿勢を低くして話してくれた。
まさに上から目線ではなく子ども目線。
ありがたいな、と思った。
何気ないしぐさのように見えるが子どもたちに対する温かい心が感じられた。
吉原さん、ありがとうございました。
おかげさまで、子どもたちは成長していきます。