なじらね~
今日(11/4)、準決勝の試合のオーダー。
新潟県選手で唯一勝ち残っている原風斗・植木海音ペアがセンターコートに登場だ。
選手への配慮で通常第一シードがセンターコートに入るのだが、当然ながらその第一シードと対戦する者もセンターコートとなる。
憧れのセンターコートと言ってもいいか。
風斗・海音ペアはセンターコートで第一シードと対戦する位置まで勝ち上がってきたと言うことで、素晴らしい体験となるのは間違いない。
持っている力を思う存分発揮して第一シードを撃破することを願っている。
新潟から応援オーラを飛ばそう!
さて、ノーシードから準決勝まで勝ち上がった来た選手を見ると・・・シングルスでは新見小晴ただ一人。
初めて彼女の試合を見たのは富山での2016全中の折り。
闘志あふれるプレーだけでなく、その射るような目が大いに気に入ったので、以来大会の度に機会があれば試合ぶりを見るようにしている。
小晴の目は野獣の目だ。
どちらかと言えば小柄な選手だがリードしている時もされているときも変わらず野獣の鋭い目をしている。
これは大事なことで、私はテニスをボクシングに例えて子どもたちに話すのだが、対人競技である以上、相手から目をそらすことがあってはならないし、その目に最強の闘志を込めていなければ倒されるだけなのだ。
目にすべてが表われる!
男女を通じて単複共に準決勝まで勝ち残っているのは今村咲ただ一人。
恵まれた体格から繰り出される伸びやかなプレーは健在で、新見小晴との対戦が楽しみだ。
沼野菜海、三本茉美とともに空港へのタクシーを待っているとある女子選手が両親の車のドアステップに立って少し離れたところにいる仲間を見つけてバイバイと笑顔で手を振っていた。
さっき菜海と茉美と一緒に写真に収まった子、ダブルスで準決勝進出の藤永笑子、沖縄全中でも会っている。
こっちとあっちで手を振り合っている。
相手の子は車の陰で、私の場所からは振っている両手しか見えない。
名残り惜しいのか、まだ続いている。1分以上も続いたろうか。
とうとう二人は駆け寄ってハグ!
見ていて思った、テニスっていいなあ、仲間っていいなあ。
コート上では最高の戦いをして、コートを出れば無二の親友。
そんな人間関係を作る場の一つがこのような大会だ。
本大会創始者の中牟田喜一郎さんが天国で見て微笑んでいるようだと思った。
中牟田喜一郎さん、ありがとうございます!
私が帯同した4人の選手は1,2回戦で敗退したがいい経験となったのは間違いない。
大会運営の多くの皆さま、ありがとうございました!
来週はMUFG県予選。
ファイトだ!
野獣の目だ!