人気ブログランキング | 話題のタグを見る

人生をふと考える 2017/11/23

なじらね~

人生をふと考える 2017/11/23_e0156339_16525171.jpg

ヤナ・ノボトナの訃報。

ウィンブルドン決勝戦でシュテフィ・グラフ相手に第3セット 4-1から逆転負けし表彰式で悔し涙を流した姿を思い出す。
感情を抑えきれず、ケント公夫人の肩にもたれて泣き崩れた、あれは1993年だった・・・。

人生をふと考える 2017/11/23_e0156339_16525211.jpg

人生をふと考える 2017/11/23_e0156339_16525122.jpg

16歳だったヒンギスにやはり決勝で負けたのは1997年。
だが翌1998年には念願のウインブルドンチャンピオンの座を見事に勝ち取った、ついに!
泣き顔と笑顔の対比が印象的だったな。
流した涙は無駄じゃない!

今では珍しい、ダイナミックなサーブアンドボレーを得意とする選手だったヤナ・ノボトナ。

49歳、2017年11月19日逝去。
合掌・・・。


ヤナ・ノボトナの訃報に触れて、生きるということを考えた。
人の死はいつも自分の生に目を向けさせる。


なぜ生まれてきたのだろう・・・。
生きるってどんなことなんだろう・・・。
そう思い始めたのは小6ぐらいの頃だったか。
確か小4の時に仲の良かった女の子を校庭での事故で失った時は身近な人が突然いなくなることの意味をまだよく理解できていなかったような気がする。
近所だったこともあり、学校でもそれ以外でも一緒に過ごすことが多かったので彼女の存在が消えたことがただ不思議でならなかった。

それでも、元気だった叔父がやはり事故で逝ったり年老いた親戚の者が亡くなったりするたびにいやでも生と死への思いを強く持たざるを得ないようになったものだ。

高1の春に父を亡くした時は、自分にも父を亡くす時が来たのか!と思ったのを思い出す。
そして、5人兄弟の末っ子としての私を懸命に育ててくれた母にもその時はいづれ来ることを知った時にはやがては自分にも同じように訪れる瞬間を避けることはできないのだと思い知った。

人生をふと考える 2017/11/23_e0156339_17102641.jpg

父も母も見送った今、咲き始めたさざんかや揺らめく雲を眺めながらテニスコートに通い、まるで若葉のような子らとテニスをしている自分がいる。

おお、まだ生きているぞ!
死ぬまで生きるぞ!


(ノボトナの写真はWTAのサイトから)

by jumbozaki-625 | 2017-11-23 06:18 | テニス | Comments(0)

人と人との出会いを紡ぐテニスが大好きです!


by jumbozaki-なじらね