なじらね~
今日の朝練は5人。
男子が3人、女子が2人。
小学生が3人、中学生が2人。
小学生は3人ともこの春には中学生となる。
練習の途中で突然こんな話をした。
EIJI(中学生)の素晴らしいところはコートに入るや否や「尾崎コーチ、おはようございます!」と大きな声で元気に挨拶をすることだよなあ、と。
子どもたち、今やってる練習と何の関係があるの?とけげんな顔で聞いている。
そりゃそうかも知れない。
ストロークの練習をしているときに・・・なんじゃらほい、と思うのはもっともだ。
でも、話は続く。
挨拶にも段階があって、君らが赤ちゃんの時には赤ちゃんの立場からすればあいさつなど存在しなかったと思うけど、周りの人たちは、たとえばお母さんやお父さんや家族は君らに笑顔で語りかけていっぱい挨拶をしてくれていたはずだよ。
成長していくにつれしだいに発声ができるようになってくると周りの挨拶に応えるようになってきたと思う、言葉としては未熟でも。
アアアとかバブバブとかね。
そのうちしっかりした言葉というものを覚えていくと、誰かの挨拶に対して君らも言葉で応えるようになっていったんじゃないか。
挨拶に対してあいさつで応える段階だよね。
ここまでを挨拶の第一段階とすれば、第二段階は何だと思う?
第二段階は・・・自分から積極的に挨拶をすること。
ここで大事なのは「自分から積極的に」ということ。
自分がどんな人間で何をしたいのかを「自分から積極的に」、「自分の意志」を示すことで相手との良い関係を作ることができるし、互いに協力し合おうという気持ちだって生まれると思うよ。
意志の内容は時と場合によってさまざまでいいけど、まず挨拶をすることによって、私はこういう人間で今こうしたいと思っているんですよ、と相手や周囲にわかってもらおうとするのが挨拶。
逆に挨拶をしないということは?
・・・はい、そういうことですね。
つまり、積極性をもっと示しなさいよ、言葉でも行動でも、ね。
大事なのは積極性!
元気な大きな声で挨拶をするのと同じように積極的にプレーしようよ。
さあ、このあとの子どもたちの反応はどうだったでしょうか・・・!