カテゴリ:テニス( 1278 )

紅葉の色に染まりしテニスっ子

e0156339_2255241.jpg

松本市・信州スカイパークでの全日本室内選抜ジュニアテニス北信越予選。

試合当日のドロー抽選で見事に2番を引き当てたTAKUYAの相手は、9月の
中牟田杯北信越予選でも決勝に進出している。
当然、強い。
そう、強いからこそ対戦のしがいがあるというものだ。

試合は、新潟から長野経由で松本へ向かう高速バスの車中から、すでに始ま
っていた。
どんな気持で大会に臨むか?
9月の大会で学んだことは何か?
折々にTAKUYAの気持を確かめながら私の考えも伝えていく。
新潟から松本市の会場までは6時間半ほどかかるが、この時間が試合に勝つ
ためにも、コミュニケーションを図るためにも、なにより貴重だ。

そして、試合前夜のミーティング。
今回のキーワードは「具体的に」だ。

ただ「頑張る」というのはもう卒業しよう、頑張るのは当たり前のことで、「頑張
る中身」を一つ一つ「具体的に」考えてそれをきちんと実行していこうや、と話
し合った。

頑張る頑張る!と言うだけで勝てるのであればこんないいことはないが、そん
なことはあり得ないということくらい14歳のTAKUYAは経験的にすでに十分
理解しているはずなのだから。

つまり、試合前夜は何時に寝て、朝は何時に起きて何分間トレーニングをして、
朝食をどれくらい食べて、何分前に会場に行って、オンコートでの練習の前の
ウォームアップは何を何分間やって、コートに入ったらどんなテーマで練習をし
て、試合が始まってサービスから入ったら一球目はどんなサーブをしてセカン
ドサーブになったらどれくらい回転をかけるのかを決めておき、リターンから
入るのであれば何処を狙うか、ラリーで攻める時はストレートを狙いつなぐ時
はセンターを狙う、そしてポイント間にとる行動はこうする・・・。

このように、とるべき行動を前もって決めておけば、いざその時になっても迷わ
ないで済むのだから。
迷いはコントロールミスを生み、ミスは不安を生み、不安は身体をネガティブに
支配する。
良い決断をするための準備をしておこうということ。

そして、ポイントを落とした時こそ大事、その次のポイントを取りたかったら終わ
った事を直ぐに忘れて次のための良い準備をしよう、ガッツポーズをして自分
を励ます言葉をかけよう、周りの人が見て「こいつ変だよ、自分がミスしたのに
ガッツポーズをしてるじゃん」と思われるくらいにやり抜くことができたら凄いし
面白いじゃん、と言うとTAKUYAが笑った時に私は良い予感を抱いた。

さあ、試合開始。
なんと、TAKUYAは第1シードとの1回戦、第1ゲームの第1ポイントから試合
終了まで徹底的にこれをやり抜いたのだった。

結果は7-5、1-6、7-5で勝利を掴み取った!

この2枚の写真はTAKUYAのポイント間の行動だ。
さて、どちらがポイントを取った時で、どちらが落とした時か区別ができるだろうか。
e0156339_22583750.jpg

e0156339_2315337.jpg

[PR]
by jumbozaki-625 | 2009-10-22 23:13 | テニス | Comments(2)

良い準備は強い心と自信を生む

e0156339_0214583.jpg

ノーシードの選手は第1シードの選手に負けるのが当たり前か?

テニスの大会の場合、出場者の4分の一がシードされる。
32ドローなら8人が、16ドローなら4人がシード選手となり、それらの選手が早いラウンドで対戦することを避けるようにしている。

ということは、当然ながらノーシードの選手は1回戦からそれらのシード選手と当たる確率が高くなる。
紅葉が進む松本は信州スカイパークでの今回の大会は16ドロー。
抽選で2番や15番を引くと1回戦で第1シードあるいは第2シードの強い選手と対戦する事になる。

試合前夜のTAKUYAとのミーティングでいつものように私は言う。
2番か15番を引こうぜ。

誰もが嫌がる2番か15番を引こうぜと言うのには次のような理由がある。

先ず、ジュニアの大会は経験するために設けられている、どの試合も貴重な経験の場だ、決勝でなければ対戦できないトップシードの選手と試合ができるわけだからこんないいことはない、その選手が持つ高いレベルを体験することができるのだからそのチャンスを他の人に渡すのではなく自分で引き寄せた方がいい。

次に、トップシードの選手はトップシードであるが故に、勝って当たり前という周囲の目を気にしたりして、しなくてもいい緊張をするものだ、特に1回戦は大きなプレッシャーに襲われる、だから、本来のプレーができないことが多い、ということはそこに隙が生れる、だから勝つチャンスが大きい。

3つ目の理由は、トップ選手と対戦したいと思う「強い気持」を持つトレーニングになるからだ。
技術や体力のトレーニングと同じように心のトレーニングも必要だ。
弱い選手と対戦したいと思うことは弱い心を持つトレーニングをすることになる。
強い選手に立ち向かおうとすれば「強い気持」を持つためのトレーニングをすることになるのだ。

この話を聞いたジュニア達は一応分かったという顔をするが心の中ではやっぱり1回戦は強くない選手と対戦したいと思っているようだ。
それも十分分かる。
しかし、それでも私は言い続ける、2番か15番を引こうぜ。

そして試合当日、ノーシードのTAKUYAは見事に2番を引き当てた!

(つづく・・・)
e0156339_023092.jpg
(抽選を待つジュニアたち)
[PR]
by jumbozaki-625 | 2009-10-20 00:28 | テニス | Comments(4)

紅葉に向かい信濃路を上る

またまた信州松本へ行ってきます。

全日本選抜室内テニス大会の北信越予選です。

北信越5県から18歳以下の16名のトップ選手が集い、競います。

1回戦から決勝戦みたいなものです。

選手がベストを尽くすためのサポートを、してきます。

きっと、紅葉が待ってますね、我々を。
[PR]
by jumbozaki-625 | 2009-10-16 02:11 | テニス | Comments(2)

目を閉じて なお赤きかな 曼珠沙華

2009年9月14日のスポーツ界でのできごと。

野球のイチローが9年連続の200本安打。前人未到の記録を達成。

テニスではUSオープンで20歳のデルポトロが世界ナンバーワンのフェデラーを破って優勝。

片やモスキート(蚊)と揶揄されるくらいの日本人的体型で、もう一方は走れないんじゃないのと言われる198㎝の巨人。

どちらも、であるがゆえの計り知れない努力が背景にあるに違いないなあ。

そして、どちらも、今や世界のトップに。

う~ん、と唸っている私。
e0156339_0164426.jpg

[PR]
by jumbozaki-625 | 2009-09-15 17:24 | テニス | Comments(1)

かかってこい どんなボールも返してやる

二人のジュニアの話。

この大会がデヴュー戦だという小さな女の子。
とにかく相手コートにボールを返そうと必死なのである。

これまでは二人のお兄ちゃんの試合についてきて会場で遊んでいるだけだったのに。
大会本部にいる私のところに来ては遊んでいるだけだったのに。

デヴュー戦を勝利で飾ることはできなかったが、相変わらず会場で一番上手に遊ぶチャンピオン。
楽しんでください、テニスを。

新潟県秋季ジュニアテニス選手権大会。

県大会でベスト8以上になると新潟市ジュニアテニスチームのメンバーに登録され、週2回の強化練習会に参加することができる。

12日のこの大会で資格を得たのは小学4年生のEIJIくん。
元気ナンバーワン。
開会式では一番前で私の挨拶を聞いていた。
予感は的中し、見事にベスト8になった。

小学4年生ですでにテニス選手の雰囲気を持っているのが面白い。
がんばれ、やんちゃ坊主。
e0156339_2358739.jpg

e0156339_23584923.jpg

[PR]
by jumbozaki-625 | 2009-09-15 00:00 | テニス | Comments(0)

17のUSオープン燃え盛る

アメリカの17歳、メラニー・オーディンについて。

オーディンは「接戦を重ねることが自分を強くする」と言い切る。
その通りだと思う。

よく、勝ったり負けたりする中で強くなる、と言うが、彼女の場合は
もっと具体的に「接戦を重ねることが」と言うのが大きく違うところ
だと思う。

誰しも接戦をせずに簡単に勝ちたいと思うだろう。
しかし、負ける時に簡単に負けたいと思うだろうか。

いやいや、簡単には負けたくないと思うに違いない。
なぜなら、試合は今行っている試合が最後の試合ではないことが
分かっているからだ。

この試合が終わっても、大会はまだまだあるし試合はこれからも
数多くある。
それを考えれば試合を競る中でやれるだけのことをやることが自
分を磨くことでありレベルアップする絶好のチャンスだと思うだろう。

だから、たとえ試合のスコアが0-6、0-6でも全部のゲームがジュ
ースであればそれは接戦だと言えるだろうし、そうありたいと思う
のではないだろうか。

実力が伯仲した者同士が対戦する時、お互いに勝ちたいのだか
ら、そうなれば接戦が多くなることは間違いない。

さてその接戦をしている真っ最中に、「この接戦が自分を強くする
んだ」と思って最後までプレーできるかどうかが問題なのだ。

メラニーの場合はそれができる、と言っている。
そして、「私は精神的に強いから私に勝つのは簡単ではないよ」、
と言ってのける。

そんなコメントを聞いていて私は嬉しくてしようがなかった。

ジュニア部門に出場している日本男子選手のコメントを抜粋して
みよう。(日本テニス協会の速報から)
1回戦、7-5、6-1で勝った江原弘泰。

(第1セット、5-2リードから追いつかれて)「セットを取れそうだ
という思いから、守りに入ってしまった」
「5-5で冷静になり、攻撃的にプレーした結果が7-5。前へ前
へという気持ちでやっていたら、プレーもよくなった」
「優勝するには相当頑張らなくてはいけないが、目標は優勝」と
いう彼は18歳になったばかり。

メラニー・オーディン、17歳はジュニア部門ではなく一般部門で
只今ベスト8。
e0156339_0125262.jpg
(写真は小6のTAKAHIRO)
[PR]
by jumbozaki-625 | 2009-09-10 00:21 | テニス | Comments(0)

17歳心の強さ目や光る

USオープンテニス女子で17歳のオーディンが勝ち進んでいる。

精神面の強さは接戦を重ねることで身についていく、とインタヴューに答えていた。

自分は精神的にとても強い、とも。

小柄(168㎝)なのでフットワークを駆使することが重要だと認識している、と続ける。

世界で戦うには何が必要なのかを熟知しひたむきに努力を続ける17歳の姿がある。

私の17歳の頃は・・・。

■17歳見つめてふと立ち止まり手にするものは砂のはかなさ(尾崎常博)
e0156339_0371342.jpg
(写真は北信越学生テニス選手権大会から)




[PR]
by jumbozaki-625 | 2009-09-09 00:33 | テニス | Comments(0)

決めたことやり抜いてみせようこの一球君の一球私の一球

北信越学生テニス選手権大会、いわゆる「夏本戦」の、今日は3日目。

会場の新潟市庭球場の周りには水田が広がる。

黄金色に染まり始めた稲の香りが鼻腔をくすぐり、収穫の秋を予感させる。

選手達はしかしそんな余裕はないかも知れない。

今日も激闘が続いた。

試合に勝つのは、いつも思うが、簡単ではない。

女子の試合で、サーブが入らないとみるや、アンダーサーブをし続けた選手がいた。

対戦相手は、次の王座予選で使うために改良中のサーブを根気よく続けた。

どちらも自分で決めたことをやり抜いた。

そして、どちらかが勝ち、どちらかが負ける。

勝負とはなんぞや。
e0156339_0453253.jpg

明日も試合は続く。
[PR]
by jumbozaki-625 | 2009-09-08 00:46 | テニス | Comments(2)

目の中に強い日差しや夏過ぎぬ

人の話を聞く時にすべきことは二つあると思う。

一つ目は、その人の方をしっかり向いて聞くこと。
二つ目は、話す人の目をみて聞くこと。

これは、その人に対する敬意を示すことであり、同時に、私はあなたの話を
真剣に聞きますという強い意思を表すことだと思う。

こうすることによって話し手と聞き手とのあいだに強力な意思疎通の回路が
成立し、それは強い契約関係とも言える。

この目をみて欲しい。
e0156339_23552143.jpg

e0156339_23594624.jpg
(RSK全国選抜ジュニアテニス北信越予選でのセミナーにて)

冷夏など吹き飛ばすよう目に光
[PR]
by jumbozaki-625 | 2009-09-05 00:02 | テニス | Comments(0)

生きるとは 生き抜くことよ 夏の空

なじらね~


一旦身についたものは大きな知恵となる。
そのプロセスに大きな努力を必要としていれば尚更だ。
ところが、一旦身についたものが不合理である場合、関連する他の知恵を疎外するものになる。

ジュニアがテニスを始めた頃に受けた刺激が合理的である場合、心身の成長にともなって良き知恵となって進化を遂げるだろうが、そうでなかった場合には身についたものが邪魔をして、テニスの成長曲線が良いカーブを描かなくなる可能性が高いということだ。

このことはテニスに限らない。

どうにかして、何とか、合理的で良い刺激に包まれる環境を整えたい。
そんな思いがこの合宿には込められている。
新潟市テニス協会ジュニア委員会が主催する2009塩沢合宿。

e0156339_2341954.jpg
狭いスタンスから広いスタンスへと努力する彼女の姿勢には、なかなかうまくいかないもどかしさと可能性とが同居する。
しかし、ここまでやれるようになった!

e0156339_23464689.jpg
この右足を見て欲しい。
作用と反作用を考えた場合、右足こそが先ず作用でラケットを振る右手は反作用だと私は考える。
テニスは手でするのではなく足でする、とはこのことだ。
「手ニス」ではなく「足ニス」ができるようになれ!

e0156339_23514644.jpg
地元である塩沢のテニス関係者の絶大なご協力のもとにこの合宿はおこなわれる。
昼食時に「天地人」ゆかりの地である樺沢城とその歴史を語っていただき、いにしえに思いを馳せる。
そう、古きを訪ねて新しきを知る。

e0156339_23574328.jpg
生き抜く力を身に付けて欲しい。
そのためには自然の神秘に触れることだ。
魚野川は子ども達を絶妙にトレーニングしてくれる。
一番楽しんでいるのはコーチ?

e0156339_021689.jpg
早朝の散歩は脳を目覚めさせ消化器を活性化し食欲を増す。
樺沢城の馬場であった高台へ登る。
おお、雲が下に見える!

e0156339_041525.jpg
雨が降ればコーチが試される。
わずかな空間を見つけて反応やコーディネーションのトレーニングをする。
楽しく、ネ!

e0156339_062964.jpg
ミーティングは必ずおこなう。
達成できないものは目標とは言わないことを理解したうえで自ら目標をたて努力することを学ぶ。
また、64年前の8月6日に何が起きたかも話す。
だからどうすればいいのかは一生の宿題です。

e0156339_0122423.jpg
足を使ってボールの後ろに入ることができれば打点は前になる。
大きな進歩。
まさに練習の成果。

e0156339_013513.jpg
全日程終了。
コーチングスタッフに感謝の気持ちを込めて握手。
目を見て握手できるようになるといいな。

e0156339_0153566.jpg
全員で記念撮影。
最終日には長野からも3人のジュニアが参加。
ありがとう。

スタッフのみなさん、地元のみなさん、宿舎である護城館のみなさん、ありがとうございました。

小さなトラブルは幾つかあったけど元気にやり抜いたジュニアのみなさん、まだまだやれるぞ!来年また行こうな!




[PR]
by jumbozaki-625 | 2009-08-10 00:38 | テニス | Comments(7)

人と人との出会いを紡ぐテニスが大好きです!


by jumbozaki-625
プロフィールを見る
画像一覧