生きるとは 生き抜くことよ 夏の空 2009/8/10
2009年 08月 10日
一旦身についたものは大きな知恵となる。
そのプロセスに大きな努力を必要としていれば尚更だ。
ところが、一旦身についたものが不合理である場合、関連する他の知恵を疎外するものになる。
ジュニアがテニスを始めた頃に受けた刺激が合理的である場合、心身の成長にともなって良き知恵となって進化を遂げるだろうが、そうでなかった場合には身についたものが邪魔をして、テニスの成長曲線が良いカーブを描かなくなる可能性が高いということだ。
このことはテニスに限らない。
どうにかして、何とか、合理的で良い刺激に包まれる環境を整えたい。
そんな思いがこの合宿には込められている。
新潟市テニス協会ジュニア委員会が主催する2009塩沢合宿。
しかし、ここまでやれるようになった!
作用と反作用を考えた場合、右足こそが先ず「作用」でラケットを振る右手は「反作用」だと私は考える。
テニスは手でするのではなく足でする、とはこのことだ。
「手ニス」ではなく「足ニス」ができるようになれ!
昼食時に「天地人」ゆかりの地である樺沢城とその歴史を語っていただき、いにしえに思いを馳せる。
そう、古きを訪ねて新しきを知る。
そのためには自然の神秘に触れることだ。
魚野川は子ども達を絶妙にトレーニングしてくれる。
一番楽しんでいるのはコーチ?
樺沢城の馬場であった高台へ登る。
おお、雲が下に見える!
わずかな空間を見つけて反応やコーディネーションのトレーニングをする。
楽しく、ネ!
達成できないものは目標とは言わないことを理解したうえで自ら目標をたて努力することを学ぶ。
また、64年前の8月6日に何が起きたかも話す。
だからどうすればいいのかは一生の宿題です。
大きな進歩。
まさに練習の成果。
コーチングスタッフに感謝の気持ちを込めて握手。
目を見て握手できるようになるといいな。
最終日には長野からも3人のジュニアが参加。
ありがとう。
スタッフのみなさん、地元のみなさん、宿舎である護城館のみなさん、ありがとうございました。
小さなトラブルは幾つかあったけど元気にやり抜いたジュニアのみなさん、まだまだやれるぞ!
線自体が1本ではなくなった。何本かな。
どの方向にカーブするか、舵取りをしてくれるのはいつも周りの人。
曲線を延ばそうとするのは自分の意思。
アタシは本当周りに恵まれてるな~
増やしていこうぜ、成長曲線!
今日、「スポーツ心理学」のレポート提出期限でした。
「動機づけ」について、この合宿がまさにひとつひとつが実践の場だったのだなぁとつくづく感じ、理論と実践を同時に学ぶことができる幸せを痛感しています。
切符をなくしたり、忘れ物をしたり・・・でも大人が先回りしてやってあげては何も意味ないんですね。暖かく見守っているコーチの姿が印象的です。みんなどんな大人になるんだろう。
川遊びはまりそうです(笑)
Travel(旅)にはTrouble(もめごと)が付き物だからこそ、かわいい子には旅をさせろ、と言うのかも知れません。560コーチも獅子奮迅の働き、感謝です。「川遊びスペシャリスト」の称号を差し上げます!