三重唱 2011/2/15
2011年 02月 15日
どうにもならないことはやはり・・・あります。
私を襲ったのはこいつ、腰部脊柱管狭窄症。
まさに読んで字のごとしで、腰の部分(腰椎)の脊柱管が何らかの原因で狭くなり、そこを通る神経が圧迫されてさまざまな症状が現れるもののようです。
先ず、痛み。
そして、痺れ。
次に来るのが、恐れ、実はこれが厄介です。
なにをしても痛みが襲ってくる状態が続くと、なにかをしようとする前にその痛みを予感してしまうようになります。
楽しいことの予感や、試合の前夜の緊張感などとは明らかに違う、恐怖の予感です。
動くこと、体を動かそうとすることが恐怖と直結するわけで、スポーツマンの端くれの私としては、これにはまいります。
やせ我慢をしてどうにかして痛みの出ない身のこなしを考えて、きっと動いた方がいいんさ、と無理やり散歩に出ると、今度は痺れが足先から昇ってきて、とうとう一歩も歩けなくなります。
すると・・・今度は痺れの恐怖です。
痛み、痺れ、恐れの三重唱。
この腰痛、もともとは、昨年の猛暑の夏に始まりました。
ジュニアの大会の引率が続き、殆ど立ちっぱなしの日々が約1カ月間。
不死身と思われてたあの伊良子コーチですら熱中症でダウンしたくらいの炎暑でした。
(こんなところで伊良子コーチを出して、伊良子さん、ごめんなさ~い!)
言いようのない痛みが襲ってきました。
病院で検査を受けましたが、だからといって治るわけではなく、これくらいは我慢できるさ、と思いながら仕事を続けたのが良くなかったようです、今思うと。
それでも暑さが過ぎると次第に痛みが遠のき、よしよし回復したかなと、思ってました。
ところが、秋を過ぎ、寒くなってきた或る日、大学に行くためにバス停まで歩いて行こうと千歳大橋のたもとまで来た時、再び腰の痛みがひどくなり、そのうち痛みとともに左足がどんどん痺れてきて、とうとう一歩も動けなくなってしまったのです。
痛み、痺れ、恐れの三重唱が実はもっと恐ろしいことを引き起こすとは、まだこの段階では想像だにできませんでしたね・・・。
jumboさんの腰が、良くなりますようにっ!!