集う、集う、ふれあう
2011年 11月 17日
ジャンボの江梨子コーチは只今全国大会に出場中です。
「ソニー生命カップ全国レディーステニス大会」に新潟県代表として
真麻ちゃんと組んでのエントリーです。
新潟県代表の顔ぶれはこんな感じ。
(監督) 湯本潤子
(選手) 大橋春佳 須貝千代美
福田江梨子 坂井真麻
小池真奈美 早瀬聡美
2011年11月16日現在、1,2回戦を勝ち抜いていますよ。
昨年までのベスト4やベスト8を眺めていると・・・あることに気づきます。
それは、やはり大都市圏が強いということです。
最近5年間の優勝が、東京2回、神奈川2回、愛知1回、準優勝が、
兵庫2回、千葉、茨木、埼玉が各1回ずつという結果を見るとそれが
よく分かります。
もう一つ気づくこと。
それはベスト8に大都市圏ではない所が時々入っていることです。
宮崎、滋賀、北海道、福島、長野、宮城、青森、岡山などなど。
この二つのことから分かるのは、選手層の厚い大都市圏はやはり
強いということと、でも、地方でもがんばればベスト8に入れるとい
うことです。
この大会は単に強い都道府県を称賛するものではなく、一定以上の
戦績を有する人には次のような様々な制限がかけられています。
(3) 以下の大会に出場した人は参加できない。
・ 全日本選手権(予選も含む)
・ 全日本ジュニア18歳以下の種目に出場した人は、その後10年間出場不可。
・ 国民体育大会(本大会のみ、ジュニアと現在40歳以上の人は除く)
* 同大会に監督としての出場者は可、選手兼監督での出場者は不可。
* 都市対抗出場経験者は可。
・ 全日本学生選手権(予選も含む)
・ 2010年度、2011年度全日本ベテラン大会出場者(予選も含む)
・ 第33回全日本レディースソフトテニス決勝大会出場者。
(4) 本大会出場経験者の参加制限は次の通り。
・ 全国決勝大会でベスト4に入賞した選手は、以降の大会に出場できない。
・ 全国決勝大会で5位~8位に入賞した選手は、2年間は出場できない。
・ 全国決勝大会に3回出場した選手は、翌年から5年間出場できない。
その後の出場は、第1回目出場とみなし、過去の出場回数は加算されない。
(以上、都道府県大会実施要項から抜粋)
つまり、強い選手は連続で出場できない仕組みなんです。
東京、神奈川などはそれでも優勝するわけですから、いかに選手層が厚い
かが分かりますよね。
これはある意味当たり前でしょうか。
となると俄然負けん気を出すのがいわゆる地方の県です。
勝って当たり前と言われるところが勝つのは当たり前、だったら弱いと
言われる私たちがそこに勝ってやろうじゃないか!と、闘志を燃やす
ことになります。
これもある意味当たり前でしょう。
新潟県も1996年にベスト8に入っているのです。
江梨子と真麻も仕事が終わったあとの夜遅くに男子大学生を相手に
練習を重ねました。
努力してます。
そんな新潟県選手のことを考えながら国体、国民体育大会のことに
思いを馳せてみると・・・。
なぜ開催県が毎年総合優勝するのでしょうか?