「考えてテニスをする」
2012年 08月 11日
新潟市ジュニア強化チームの夏合宿は、いつもの大原のコートがインター
ハイ会場になっているために使うことができないので、市内での通い合宿
にしました。
会場はメイワサンピア、デコターフの立派なハードコートです。
普段練習しているホームコートとは違う場所、違うコートで行う練習と試合は
ジュニア達に必要な刺激を与え適応力を高めます。
今回のテーマは「3球目までのプラン」。
サーブからの展開ならサーブが1球目、レシーブが2球目、その返球が3球目。
レシーブからの展開ならレシーブが1球目、サーバーの返球が2球目、それを
返すのが3球目。
これ以降の展開は状況に応じてさまざまに変化していきますが、3球目までな
ら十分にプランできます。
サーブをどこへ入れて、それがどこへ返されたら、次にどこへどんなボールを
打つ?という問いを自分自身にしてから、サーブをするわけです。
レシーブからでも同じ。
プランを作り、実行し、チェックし、振り返り、それを繰り返すことによって、先ず
は3球目までの展開を考えることができるようにするのが大事です。
もちろん、自分のプランがあるように相手もプランを持っているわけですからプ
ランとプランのぶつかり合いになりますが、それがテニスです。
プランと実行力で競い、チェックと振り返りの力でその後のプランを展開してい
く・・・。
ああテニスは面白い!と思って欲しいものです。
三日間、よく考えよく行動しました。
勝見コーチ、阿部コーチ、山本コーチ、ありがとうございました。
会場を提供してくださったメイワサンピアさん、毎日氷を用意してくださった長沢さ
ん、本当にありがとうございました。