7時間マッチ
2013年 02月 23日
デ杯2013の1回戦が世界各地で開催されています。
昨年の優勝国チェコがスイスと対戦し1回戦を突破したのですが、
こんなことが。
以下、ワウワウのテレビ放送を見て。
ベルディヒ/ロソル(チェコ)対バブリンカ/キュードネリ(スイス)の
ダブルス。
2セットオールになったあとのファイナルセット、デ杯はファイナル
セットでのタイブレークはありませんから、勝つためには2ゲーム
の差をつけなければいけません、ところが取って取られてを繰り
返し、常にリードされていたスイスは波のように押し寄せてくる
マッチポイントをその都度押し返しタイに持ち込むのです。
簡単にはあきらめませんね、さすがです。
1回目も3回目も7回目も10回目もマッチポイントをしのぐ・・・。
そして迎えた23ゲーム対22ゲーム、なんとファイナルセット46ゲー
ム目、スイスのキュードネリのサービスで30-40になったとき、チェコ
は13回目のマッチポイントを迎えました。
キュードネリのセカンドサービスがわずかにラインを割りダブルフォ
ルトで幕を閉じたとき・・・すでに7時間を経過。
スコアは6-4、5-7,6-4,7-6,24-22です。
それにしても7時間もの試合なんて聞いたこともありません!
ダブルスとはいえ、7時間もの長時間戦い続ける体力と気力には
感嘆するしかありません。
そして、負けはしましたが12回ものマッチポイントを跳ね返し続け
たスイスのバブリンカとキュードネリの勝負に対する執着心にも大
きな拍手を贈りたいです。
勝った方も負けた方もチームの力が大きな支えになったのではと
思います。
団体戦の良さでしょう。
2勝1敗とリードしたチェコは翌日もベルディヒがバブリンカを突き
離して3勝1敗で2回戦に進出。
いやあ、ワールドグループの戦いは凄い!
我らが日本チーム、4月にはアジアオセアニアゾーンの2回戦で
有明に韓国を迎えて対戦します。
チケットは明日から販売。
団体戦は選手と応援団が一緒になってテニスを楽しめるという良さが
あります。
応援する一人一人も選手と一体化することができます。
みなさん、有明に応援に行きましょう!