ある事実から見えること 2013/7/10
2013年 07月 10日
ある動作をする、ということは、ほかの動作をしない、ということでもあるようです。
テニスで例えれば、ダウンザラインを狙う時に同時にクロスは打てないわけです。
その逆もしかり。
もっと言えば、何かある一つのことをするということは一旦ほかのことを捨てるしかない、ということでもあるのだと思います。
捨てると言うと語感が良くないですがある一つの事に専念するためにはそれ以外の邪魔になるものを取り除くわけですからむしろ良いことだと考えた方がいいとも言えます。
ある一つのことをする=同時に2つのことはできない!
とすれば、一つのことを徹底的にやるしかありません。
テニスに限らず何事かに熟達するのに長い時間、年月が必要なのはこのせいでしょうか。
われわれは実はとても不器用にできているのかも知れませんね。