3Dテニスの面白さ
2015年 06月 17日
当たり前?
そう、当たり前のこと。
見えるものが違ってくるのは当然。
ベースラインの後ろから見える実際の光景は・・・?
サイドライン側から見える光景は・・・?
では、プレーしている選手当人はどんな風に見ているのだろう。
対戦相手はネットの向こうにいるわけだから・・・、
ということは、ベースライン方向から見ていることになる。
これはどういうことを意味するのだろう・・・。
私は試合を見る時、可能な限り移動してベースライン側と
サイドライン側の両方から見るようにしているのだが
プレー中の選手は・・・そうはいかない。
自分がそこにいる以上、ある意味、一方的な視点を強いられているわけだ。
つまり、ベースライン側の視点でしか見ることができないということ。
よく考えてみると、我々は左右に動くモノは良く認識できるのだが
奥行き方向の視認性はどうもそれほど高くないようだ。
どういうことかと言うと、
対戦相手の横への動きやボールの左右方向の動きはよく見えることに対して、
自分または相手の打ったあの小さなボールがコートのどこにバウンドするかの
前後の認識が左右方向に比べて分かりにくいと言うこと。
どうして?
これは我々の目が左右に配置されていることによって起きる現象なのだが、
う~ん、自分ではどうにもすることもできない。
つまり、ベースライン側にしかいることができないにもかかわらず
サイドライン側にいるのと同じ視点を持つことができるという
驚異的な頭脳パワーだ。
一緒にいればいいわけだ。
・・・自分が二人いるのと同じことになる。