なじらね~
全豪オープン2017をつまみ食いで見ているが、見ていていつも思うのは、さまざまなプレースタイルがあって、それが面白いこと。
見事に復活したナダルとフェデラー、相変わらずのパフォーマンスを見せるモンフィス、久しぶりの活躍が嬉しいビーナス、そして大阪なおみやバンダウエー、ズベレフなどのニューカマーたち。
みんな違ってみんないい、というわけだ。
身長や筋力などの身体能力の違い、気持ちの使い方の違い、顔や身体の表情や発する声の違い、ラケットやボール、タオル、帽子などの用具に対しての接し方の違い、観客や自陣営へのアピールの仕方の違いなどなど、もちろんプレーそのものも面白いのだけどプレー以外のそういう部分に目がいくのも確かだしむしろそちらの方が面白いと感じることは多い。
なぜだろうと考えると・・・、そういった所に人生を見るからなんだろうと思う。
どの選手もその人だけの人生を送っている。
その意味では比較することなど意味をなさないと思うのだが、テニスというスポーツのステージの上では勝ち負けがあるのでどちらかが勝者になり片方が敗者となる。
これを比較と言えばそうなのかも知れないが、しばしばそこを超越した感動をもたらせてくれるのは確かだ。
35歳の5か月のフェデラーしかり、ナダルしかり、そしてビーナスの決勝進出しかり。
36歳7か月のビーナスがバンダウエとの厳しい準決勝を勝ち抜いて決勝進出を決めた瞬間、私は思わず飛び上がって拍手をした!
テニスって・・・素晴らしい!
人って素晴らしい!