なじらね〜
2017ダンロップカップ全国選抜ジュニアテニス大会が幕を閉じた。
佐々木康大と私は20日の早朝練習後、準優勝までの試合を見てから最終日を待たずTTCを出て新潟へ。
中2の康大にとってこの大会は今年で卒業となる。
その意味で本大会での結果は本人にとっても私にとっても不本意なものになった。
本戦、コンソレ共に初戦敗退・・・。
特に本戦1回戦は0-6,0-6で圧倒されてしまい、試合後しばらくは言葉が出てこないくらいだった。
相手のパワフルなボールがすべていやな所に入って来たのに自分のショットは・・・というのが正直な感想かも。
ただ、チャンスが無かったかと言えばあったと思う。
それは試合開始直後だろう。
第一ゲーム、相手サーブで0-30。
第二ゲーム、康大サーブで40-15。
この2ゲームを取り切れなかったのがその後の展開を支配してしまった。
両ゲームとも相手は思い切りのよいショットで乗り切ったのに対し、康大は取れそうだったのに取れなかったことで受け身になった感がある。
この年齢の試合ではちょっとしたことで流れができたり流れが変わったりすることが多い。
最初の2ゲームを取っていれば、というところだろう。
たらればを言ってもしようがないのだが、よく考えればこの2ゲームは互角だったので、たとえ落としても、ここから、よしっ!と思うことが必要だったろう。
現実はそのまま押し切られたのだが、勝った相手も翌日は2-6,1-6で敗退。
康大との試合ではあれほどパワフルなボールが入っていたのに先に主導権を握った相手の方が勝ってしまう。
そしてその勝者も次で負け、勝った方も準決勝で負けてしまう、これがテニス。
強い者が勝つという事実がある。
その事実にしっかり向かい合うことが大事だ。
悔しい負けという事実を体験した康大と私が取り組むことは一つ。
より強くなること。
勝たせてあげることができなかったのは私の責任。
悔しさが大きければ大きいほど努力しようという気持ちも大きくなる。
今回得た気付きをもとに努力あるのみ。
次は全中の北信越予選。
この経験を生かすチャンスだ。
ファイト!