(今年の収穫)
もう何年前になるだろうか、社会人学生として新潟大学で学んでいた頃、たまたま立ち寄った和菓子屋さん、寺尾のにむら屋さんの女将さんと親しくなってその折に風船カズラの種をいっぱいいただいたのだった。
(これがその時のもの)
その種をベランダに植え育て花を眺め緑の葉を愛でやがて小さな風船が膨らんで緑から明るい茶色に変わっていくさまを眺めるうちに春は夏へ夏は秋へと移ろいでいき風船を破って種を収穫するころにはすっかり・・・。
毎年繰り返すうちに風船は小ぶりになっていきその数も少なくなっていったが温かいその色は変わらず、女将さんとの出会いを思い出させてくれる。
ありがとうございます、女将さん。
東京のかおりちゃんから今年もいただいた和菓子の亀十の詰め合わせも温かい色。
風船カズラの色と同じだ。
かおちゃん、何年も会ってなくても顔がパッと現れる、つやつやしたほっぺと額、そして元気な声とダイナミックな動き。
私にとっては子どもたちのための体操のお姉さん。
ありがとうございます、かおちゃん。
東京に住む長姉から送られてきた手作りシュトーレン。
ドイツではクリスマスあたりに食すそうだが、夫婦二人の我が家では正月三が日までもちそう。
風船カズラと亀十の和菓子とも同じ温かい色。
東京に住むもう一人の姉も別府に住むすぐ上の姉も暮れにはあれこれと温かさを感じさせるものを送ってくれる。
ありがとうございます、姉さま方。
新潟の冬は厳しいが温かい色をもつものはいっぱいある。
子どもたちを鍛える厳しい冬にも感謝し、応援してくれるさまざまな全ての温かいものに感謝しながら大晦日を迎えた。
ありがとうございました、2017年!
支えてくださったすべての温かい心に100%の感謝を!
そして2018年が良い年でありますように!