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泣くほど悔しい経験のありがたさ 2018/9/25

なじらね~
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2018新潟県ジュニアリーグⅢ、十日町総合運動公園テニスコート。

ジャンボから出場のジュニアはいつものように精いっぱいプレーした。

U13リーグ
横堀陽太郎 5勝1敗(第2位)
3人が5勝1敗で並び取得ゲーム率の差でわずかに及ばず第2位。
6試合のうちどこかであと1ゲームの差をつけていれば1位となったのだが、これがリーグ戦の難しさでもあり醍醐味でもある。
U13で1位になればU15の5位者との入れ替え戦に臨む権利を得てそれで勝てば次回からU15のステージで戦うことができるという仕組みにしているので、1位になるか2位になるかの違いは大きい。
たった1ゲーム、されど1ゲームで、この差はでかいのだ。
小5の陽太郎にとってU15の選手と対戦する機会はそう多くあるわけではないので何とかして1位になって入れ替え戦に出て昇格のチャンスを掴みたかったところ。
最後の試合で8-0で勝っていれば・・・というところだが相手だって勝とうと思って試合をしているわけでそう簡単なことではない。
8-1で勝ち抜いたことを良しとしよう。
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陽太郎の今リーグでの目標は「足を動かすこと」。
これは、より良い打点で打てるように最適なフットワークをしようという意味。
ややもすればすぐ足を止めてその場で打ってしまい(新潟弁ではこのような場合、「のめしこき」と言う)最も良い場所まで動かないことがあり、練習中だとすかさず私から「陽太郎、足!」と声が飛ぶ。
昔からテニスは手ニスじゃなくて足ニスと言われるくらい足(フットワーク)が大事。
だから「足を動かすこと」がテーマ。
その意味では見違えるように足を動かしていたので目標にかなり近づいてきたかと思っている。
もちろん、100点満点ではない。
次の目標が待っている。


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大塚隼人 0勝6敗(7位)
中1の隼人の今リーグでの目標は「狙って打つ」。
まだパワーの小さい隼人だがコントロール力は高いので力で勝負するのではなく将来のために狙う能力をより高めようというもの。
柔らかくスムーズでバランスの良いスイングのできる隼人は大きな可能性を秘めている。
コースを隠して打つこともできるので持ち前のコントロール力をどんどん高めていけば体の成長に伴ってそれを大きな武器とすることができる。
懸命にプレーしたにもかかわらず1勝を得ることはできなかったが現在の実力を知ることができたと考えてこれからの練習に取り組んでいこう。
真面目に取り組む姿勢が常に素晴らしい隼人、10月のフューチャーズ大会で上位に入ってリーグに復帰するぞ!


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畑川ひかり 3勝3敗(5位)
ひかりの今リーグでの目標は「DNAに適したショットを使い分ける」。
D:ディフェンスゾーン
N:ニュートラルゾーン
A:アタックゾーン
どこで(どんな場面で)、どんなショットを選択して相手を困らせるかを考えるにはこのDNAに対する理解が欠かせない。
言い換えれば、自分の打ちたいショットを打つのではなく相手が困るショットを使うためには自分がコート上のどこで次のボールをどのように打つのかをその都度よくわかるようにしようというもの。
ディフェンスゾーンから速いボールを打ったりストレートに打ったりすればどうなるか、逆にアタックゾーンから攻撃性の弱いボールを打てばどうなるか、その判断が大事ということだ。
試合を重ねる毎にポジションとショットの選択がかみ合ってきたのは嬉しいこと。
3勝3敗が3人となり、直接対戦の勝敗によって3人の中では最下位だったが7人中5位となりリーグ残留を勝ち取ったのは今後につながる結果を得たと言える。
タイブレークになった試合を2つ勝ち抜いたのは自信につながるね。

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U15リーグ
信田航 2勝4敗(第6位)
航の今リーグでの目標は「打点を高くする」だ。
体が大きくなった者に共通することだが強打することに魅力を感じて力任せのプレーにかたよりがちになることが多い。
低い打点でいくら強打しても簡単にはポイントを取れないように設計されているのがテニス。
打点を落として後方から強打する方法と、打点を高くして少しでも前でコントロールする方法と、一体どちらが相手をより多く困らせることができるか?
打点を落とした方が打ちやすいせいかどうしても低い打点で打ちがちになるのだが、たとえばフェデラーを見るとよくわかるように高い打点、またはライジングで打つ方が相手コートを広く使うことができる(相手をより多く左右に振り回すことができる)ので相手から時間とポジションを奪うことができる。
難しさは大きいが高い打点で打てる場合はできるだけ打点を落とさず打つことは得る成果も大きいのだ。
6位だったので10月のフューチャーズ大会でカムバックするぞ!


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八百板悠真 0勝6敗(7位)
悠真の今リーグでの目標は「1回でも多く打ち返して1回でも多く相手のボールを体験する」だ。
テニスの原点ともいえるくらい重要なこと。
そのために8回以上ラリーしようというもの。
相手コートに打ち返せば相手が上手い場合はボールが返って来るからそのボールを打つチャンスを得るので相手コートに入れれば入れるほど経験が増え、経験が増えれば増えるほど自分は上達していくことになる。
ランク7番(出場選手中)で出場した悠真にとって大事なことはまさにこのことだ。
真剣に取り組んだ結果、一試合ごとに目標に近づき手ごたえを感じていた。
7位だったが、この経験をもとに10月のフューチャーズ大会でカムバックするに違いない。


大会では常に対戦相手に感謝することを忘れてはいけない。
相手のおかげでいろいろなことに気づき、その結果、自分のレベルを上げることができるのだから。


勝って良し負けて良しのテニスかな




by jumbozaki-625 | 2018-09-25 01:05 | テニス | Comments(0)

人と人との出会いを紡ぐテニスが大好きです!


by jumbozaki-なじらね