なじらね~
合宿形式のジュニアリーグでは生活を大事にします。
生活するうえにおいて大事なのは「観察」と「気づき」、そして「表現すること」だと私は考えています。
「観察」(見る)・・・我々は情報の約80%を視覚で得ると言われていますが、見る力の小さい人は多くの情報を捨てているのと同じだとも言えなくはないでしょう。
見ているようで本当は見ていない、つまり理解していない人と、見えているモノの奥にある目では見えない何かをも掴み取ろうとする人とでは獲得する知恵の量に大きな差が生まれ、ひいてはその知恵を活用する力にも同様の大きな差が出てくるような気がしてなりません。
これは生活力、生き抜く力そのものに直結するのだと考えます。
カメラのファインダー越しに見るからこそ初めて見えるモノに惹かれるのは私が欲張りだからでしょうね、きっと。
貪欲と言ってもいいのかも。
普通に見ているとついつい見過ごしてしまいがちなモノがそこには・・・あります。
画像として映っているモノ以外にも・・・?
夜のミーティングのテーマも「観察と気づき」とし、目で見ることができるモノと、目では見えないけど大事なモノをどうやって見えるようにするか、という問いかけをし考えるようにしました。
それは・・・。
う~ん、テニスは頭と身体をたっぷり使いますね。
この2枚の写真は男子の入れ替え戦を観察する様子を撮ったものです。
誰もがボールを見ます。
それは当たり前。
ではそのあとは?
ボールを打ったあとは何を見ますか?
観察、気づき、そして表現・・・。
自分の頭、
自分の身体を、
自分自身で、
使いこなそうよ!