風と喰う雑煮の美味さに人を知る
2009年 05月 27日
使うのはもちろん主役の新聞紙、そしてガムテープ。
え?これだけ?
格闘すること30分・・・。
そして、この写真!


次は雑煮を作る!
ちょうど、ケイツこと噛島の誕生日。
使うのは・・・SHINYA家秘伝(?)の吟味された食材。
格闘せず30分・・・。
そしてこの写真。


SHINYAくん、ごちそうさま。
ケイツ、誕生日おめでとう。
若葉萌えテニスコートに子ら駆ける
2009年 05月 16日
冬はスキー、夏はテニス、川遊びもできて、夜が十分暗いのがまた良い。
ジャンボチームはそこへ行ってきました。
2009全日本ジュニアテニス新潟県予選、14歳以下と12歳以下。

初めて新幹線に乗る子にとっては何もかもがドキドキ興奮!に違いない。
引率チームディレクターは経験豊富なTAKUYA、中学2年生。
自分で行程表を作って印刷し全員に渡している。
小6の時、全国小学生テニス大会で東京に行った時も常に私の前を歩いた。
14人のチーム・ジャンボはカッコいいぜ!
会場に着いたら地元の大原ジュニアチームと一緒に練習。
山田恵子コーチにはいつもお世話になりっぱなし。感謝で一杯。

練習が終わったら宿舎の護城館へ。
風呂にも入ったし、さあミーティング。
自分の目標を考えよう。
勝ち負けだけでなく、テニスに関するさまざまなことで、今チャレンジしていることを一つひとつ目標として書き出していく。
朝御飯をしっかり食べられるように早めに起きよう、とか、ポイントのコールを大きな声で言う、とか、プレーの合間に深呼吸をしよう、とか、ミスをしたあとは元気よく、とか、友だちを作る、とか、いろいろな目標がたてられていた。
たどりつける目印が目標なのだから、少し頑張ったらできる目標、かなり頑張ればできる目標、必死にならないとたどりつけない目標、などを自分で決めて、どこまでやれるのかを試して見て、次にまた目標を作る時に参考にすればいいのだ。
朝~!というギャグ漫画がその昔にあったなあ・・・。
で、朝。
朝に弱いはずのTAKUYAが各部屋のドアをノックして起こしてまわる。

で、散歩。
散歩すると自分がどこにいるかが分かる。
散歩するとさまざまな発見がある。
牛さんにも会えるのだ。

散歩すると消化器が刺激され食欲が湧く。いいことだらけ。
当日の朝に早く起きて親の車で会場に入る手も確かにある。
どちらがいいか悪いかではなく、どんな体験ができるかだと思う。
散歩の後は、朝食。
食事のマナーを覚える絶好のチャンス。
おかあさん、家庭で食事のマナーを身に付けさせていますか?
私は妥協しません。子ども達のために。

さて、大会開始。
勝つ子、負ける子、当然結果が出る。
でも、自分の作った目標をきちんとやろうとしているかどうかを振り返ります。
勝ったかどうかを私は聞きません。
自分の良かった所は?
相手の良かった所は?
自分の良くした方がいい所は?
相手の良くした方がいい所は?
自分の作った目標のどれができてどこができなかった?

ほめるところが沢山ある。
けなす所も責める所もない。
だってまだまだ未熟なんだから。
もっとこうしたい!と思えばいいだけ。
だから、それぞれがチャンピオン。
さてさて、
相手の高い打点での強打(まさに豪打!)が面白いように決まるのに対し、
私はコートのエンド方向、
3-5は確かにピンチだ。あと1ゲーム失えば負けるのだから。
しかし、ここでTAKUYAはスイッチが入った。
逆に相手は別のスイッチが入ったのだ。
TAKUYAはそこから4ゲームを連取し逆転勝ちをすると、


3-5から逆転勝ちする者と、5-3からひっくり返されて負ける者とがいる。
その違いは一体何だろう。
あれこれと理屈は言えるだろうが、その二人に共通して確かに言えることは良い「体験」であるということ。
薄氷を踏むような勝利とまさかの逆転負け。
どちらも成長の大きな糧だ。

12歳以下の部のTAKAHIROは
無理をせずに専門家の助言を聞き練習を休んだことが良かった。
自分の身体を大事にすることを学んだおかげで試合も良い結果を出せたのだ。
両親も焦らず、賢明な選択をしてくれた。

さあ、北信越大会は金沢、7月だ。
それぞれもっと良いテニスになりそうだ。
切れ目なく結婚記念日波寄せる
2009年 05月 06日
数えてみると・・・21周年。

このように連れ立って散歩するのも私たちにとってはちょっとした楽しいイベントだ。
林の中は夏を迎える準備があちこちで進んでいる。

海への細い小道をたどるとまばゆい光が歓迎してくれた。
波打ち際で戯れる子ども達の足もまだ白い。


ウインドサーフィンの動きがぎこちないのも愛嬌か。
結婚して20年。
支え支えられながらの毎日のような気がする。
いや、支えられた部分の方が多いかも。
これまでをありがとう。
これからの分も先に言っておこうかな。ありがとう。
降るほどの温かさなり手を取り合う
2009年 05月 06日

里香は新潟第一高校に通っていた3年間、私と一緒にテニスをした。
朝早くの電車に乗り三条から通っていた。
これはなかなか大変なことです。
テニスも勉強もまさに一所懸命。
大学を卒業して現在は家業をこなしている。
もちろんテニスも続けている。
そんな里香が結婚式に招待してくれた。
二人はテニスつながり。
新郎は史成(ふみなり)さん。
史成さんは里香の好きなところを「プラス思考なところ」といい、里香は史成さんの好きなところを「気配り上手なところ」という。
おめでとう。
結婚っていいものです。
一緒にいたい人がそばにいる、これは嬉しいことですもんね。
楽しい雰囲気の、温かさが一杯の披露宴でした。
沢山の方に祝福されてのハッピーな門出で、私も胸いっぱい。
おめでとう。
どの人も違う目をして八重桜
2009年 05月 01日

(新大五十嵐キャンパスの乙女椿)
ここのところ、子どもの成長のことや子どもと教育、教育と時代性、などを仲間とよく話します。
「今の子どもは」、とか「今の若い者は」、とかの言い方はしないことにして、どこに問題があるのだろうかという議論をするようにしてます。
ヒトが、取り巻く社会によって人格形成されることはよく知られていることだと思います。
もしも子どもの周りに誰もいなかったら・・・ヒトとしては育っていかないことも知られていると思います。
では、今現在子ども達が抱える問題は社会によって形成されていると言ってもいいのですよね。
ならば、解決方法があるはずです。
社会がヒトを作り,そのヒトが社会を作っているんですもんね。
その昔に子どもだった私も、今現在子どもであるキミも、同じように社会から作られ同時に社会を形成しているんですよね。
ならば、解決方法があるはずです。
一つは、問題にきちんと向き合うこと。
言い換えれば、また、過激な表現であることを承知で敢えて言えば、良いけんかの仕方を小さい時から覚えることだと思います。
自分以外はみんな他者なんですから、完全に分かり合うことは幻想に過ぎません。
しかし、分かり合おうとする努力は生きるために必要でしょう。
そこに生れる問題が喧嘩のネタです。
大小の違いはあれ、世に喧嘩の種は尽きまじ、です。
それを避けて通れる方法は無いと思います。
良い喧嘩の仕方を覚えることは良く生きることに通じると思います。
新学習指導要綱を読みました。
幻想が描かれているような気がしてなりません。
世の中は「矛盾と違い」に包まれていることなどなく、きれいごとだけで一生を過ごせるような錯覚を抱いてしまいます。
不思議でなりません。
テニスというスポーツを改めて見直してみようと思います。

(じょんのびオープンテニス2009)